牡羊座～魚座まで「合計360個」それぞれに意味があり、１度ずつ紐解いていくことで、星座ごとの壮大な成長の物語が見えてきます。
牡羊座１度～１０度
牡羊座１度『女性が水から上がり、アザラシも上がり彼女を抱く』心機一転。新しい人生のスタートです。
牡羊座２度『グループを楽しませているコメディアン』
新しい世界へ踏み入れたのは良いけれど、右も左も分かりません。まず模範することで生きる術を学んでいきます。
牡羊座３度『彼の祖国の形をした男の横顔の浮き彫り』
模範を繰り返しながら、周りのあるあらゆるモノを純粋に吸収。
次第に集団意識と同化し始めます。それはまるでその場所を現す人そのものです。
牡羊座４度『隔離された歩道を歩く二人の恋人』
集団意識と同化したら、次は自我を持った個人の生き方へシフトチェンジ。
ヒトやモノと一対一の親密な関係を築き始めます。
牡羊座５度『羽のある三角』
三角は古来、創造性を意味する図形。
“個性“が少しずつ確立してきたら、自らを一から創造していくかのように、あらゆる場所、理屈の通らない世界へも足を踏み入れていきます。
牡羊座６度『一辺が明るく照らされた四角』
飛び出した世界で、ある一角が気になるように。
光を注ぎそこにある本質を追究し始めます。
牡羊座７度『２つの領域でうまく自己表現している男』
一つのことに注力していると、対立したもう一つの存在に気付きます。
両極端をバランスよく行き来することで活力が生まれます。
牡羊座８度『風になびくリボンのついた大きな帽子、東に向いている』
充分に両極を体験した後は、立ち止まり各々の観察をし始めます。
吹いてくる風を帽子で遮り、リボンを使って繊細に風の源を読み取っていきます。
牡羊座９度『水晶を凝視する人』
８度で手に入れた感受性にしっかりと輪郭を与えることで、物事を俯瞰して見れるようになり、全体像を把握できる能力を養えます。
牡羊座１０度『古い象徴に対して新しい形を教える男』
これまでの経験から自分なりに導き出した見解・アイデアを誰かに伝えたくなります。
しかし伝える能力はまだ未熟です。伝えるためのノウハウを訓練し始めます。
牡羊座１１度～２０度
牡羊座１１度『国の支配者』ノウハウを訓練したらいざ実践。集団の中に飛び込みます。けれど、そこにあるのは自分の意志が通るか相手の意志にねじ伏せられるかの二択のみ。心の交流はまだまだ先のようです。
牡羊座１２度『野生の鴨の群れ』
自分や周りに変化を与えるには、支配よりも、野生の鴨の美しい隊列のように、もともと備わっている自然の摂理、秩序に従うことが正しいのだと感じるようになります。
牡羊座１３度『成功しなかった爆弾の爆破』
１１度、１２度の体験から、早急に事態を変えようとし始めますが、せっかちになり実際の成果をなかなか手に入れられません。しかしアイディアはとても豊富です。
牡羊座１４度『男と女のそばでとぐろを巻く蛇』
１３度では自分を押し出し過ぎました。そこから何をするにも足を引っ張るものが現れるため、他者や環境に対して自分には何一つ説得力がないと感じます。しかしそれは他者を受け入れるための大事な一歩です。
牡羊座１５度『毛布を編むインディアン』
自然界と協調して生きるインディアンのように、１４度の「蛇」を「糸」に変え、他者との関係をじっくり織り込んで生きていこうと決意します。時間はかかりますが地道にコツコツ積み重ねることで、理想の現実化がより確実になります。
牡羊座１６度『日の入りに踊っている妖精ブラウニー』
日が沈み日中の活動が終われば、穏やかな空間の中で、時間を忘れた遊びの時間が始まります。それにより牡羊座らしい積極性は失われますが、遊びや余裕の中から“新しい気付き“と出逢えます。
牡羊座１７度『二人のしかめつらした独身女性』
積極性を失ってからは、受け入れることに重点を置きます。積極性を男性（陽）とするならば、受容性は女性（陰）。独身女性２人（陰×陰）が向かい合う事で、より深く自分との対話を進めていきます。
牡羊座１８度『空のハンモック』
女性２人は２本の樹に姿を変え、主体不在のまま規則的に揺れているハンモックのように、リハビリの期間に入りました。牡羊座的な能動性、対極にある天秤座的な受容性の間を行き来し、自身の中で失われた主体性を回復させていきます。
牡羊座１９度『魔法のじゅうたん』
少しずつ回復してきたら、溜まってきたアイディアを爆発させましょう。魔法のじゅうたんを広げて自分を押し出します。エンジンのかかった牡羊座は無敵です。
牡羊座２０度『冬に鳥に餌をやる若い少女』
余裕ができ、根拠なしのパワーに満ち溢れた少女は、「頭」ではなく「心」で、何かを助けることにエネルギーを使うようになります。
牡羊座２１度～３０度
牡羊座２１度『リングに上がる拳闘士』２０度の少女に餌をもらった「鳥」が成長するように、不屈の精神性を手に入れた牡羊座は、リング（社会のルール）の中に入り、誰にも依存せず、欲しいものは自分で戦って手に入れようと動き出します。
牡羊座２２度『欲望の庭へ続く門』
“手に入れる（男性性）⇄引き寄せる（女性性）“ 自分の意欲と決意があれば手に入れられるという体験すると、「欲望」が生まれ、興味あるものを手当たり次第引き寄せようとします。欲望は絶えず社会にあり、自覚なく欲望に溺れていきます。
牡羊座２３度『重く価値があるがベールに隠された荷を運ぶパステルカラーの服を着た女』
２０・２１度のどちらかではなく両方のエネルギーを用いて、自分自身を変化させていきます。これは、“本当の自由“を手に入れるための変身です。
牡羊座２４度『風が吹き込み豊穣の角コーヌコピアの形をとる開いた窓のネットのカーテン』
自身を変化させたエネルギーが有り余ると、人間という枠を飛び越え、異界から豊穣の角コーヌコピアのような元型的な力を持ち出します。時々、不思議な出来事や力が漲る体験をします。
牡羊座２５度『二重の約束』
２４度の超常的な体験をしたことで、今までの自分のままではいられなくなりました。世俗性に適応した生き方と精神面を尊重した生き方、この二つの顔を生かして上手に自己実現をしていきます。
牡羊座２６度『持ちきれないほどの贈り物を所有する男』
活力が漲り、雨が降り注ぐようにアイディアが次から次へと浮かんできます。そしてその全てをこなそうとし、ひとつの事に集中できなくなることも。
牡羊座２７度『想像の中で復活された失われた機会』
多面的に物事が見れるようになってくると、どんなものにも不動の価値が備わっているわけではないと感じ、自分の生活の秩序が不安定になります。改めて人生の意味や目的、価値に関する確固とした軸を構築し始めます。
牡羊座２８度『落胆させられた大聴衆』
真に自分らしい生き方を探求しようとしたとき、周囲との自己同一化を切り離す作業が必要になります。周囲も本人もショックを受けますが、決断することで、切り離した自分と周囲との新しい関係を築けるようになります。
牡羊座２９度『天球の合唱隊が歌っている』
本来の自分を押し出し周囲との関係を改めて築くと、自分からその輪に溶け込み始めます。すると宇宙に輝く天体からのハーモニーをキャッチしているかのように自分が何をするべきなのか直感的に理解できるようになります。
牡羊座３０度『アヒルの池とそれが育む子供たち』
途方もない海へ旅立ったアヒル（牡羊座）は、やはりここが自分の居場所だと自覚した池に戻り、子孫を作って生活をスタートさせます。確立した自分を大事に黙々と生きていく牡牛座へバトンタッチです。
最後に
いつもイイネやＲＴありがとうございます🍀
— 星読みセラピスト🕊紗々~shasya~ (@shasya_info) October 29, 2021
本日で毎日サビアンシンボル・牡羊座編終了です
牡羊座のテーマは「自分探しの旅」🐏
生まれて間もない赤ん坊のように真似をしたり、飛び出してみたり、挫けたり。それでも人や社会の目を全く気にせず（気付かず）邁進できるパワフルで稀有なサインですね✨
・星座の物語を覗いてみる
・サビアンシンボルをざっくりと理解したい
・このサビアンシンボルが惹かれる
など楽しみ方は人それぞれです。
毎日投稿をしていきながら、私自身も星座たちの壮大な物語を楽しく追体験しているように感じます。
このワクワクをみなさまと共有できたら嬉しいです。
西洋占星術を用いて「あなたが生まてきた理由」を優しく紐解いていきます。
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星読みセラピスト🕊紗々~shasya~
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