牡羊座～魚座まで「合計360個」それぞれに意味があり、１度ずつ紐解いていくことで、星座ごとの壮大な成長の物語が見えてきます。
牡牛座１度～１０度
牡牛座１度『清らかな山の小川』牡羊座３０度のアヒルがいる山頂の池から流れている小川に居ます。
川の流れには逆らえませんが、受け入れてしまえば大きな幸運や喜びがもたらされます。
牡牛座２度『電気的な嵐』
川の流れに逆らえない反動からか、衝動に駆られて行動してしまいます。
周囲の反応で自分のしたことにようやく気がつきます。
牡牛座３度『クローバーが咲いている芝地に足を踏み入れる』
１度で扉を開き、２度で耕した芝地に足を踏み入れます。
そこは安全で静かな暖かい場所です。
牡牛座４度『虹のたもとの金の壷』
意図せず手に入れた幸福の中で、今度は「虹のたもと」にある「金の壺」を期待して夢を育みます。
それが不確かな現実であっても、“夢を見続けることで幸運はやってくる“という考えに至ります。
牡牛座５度『開いた墓の前にいる夫を亡くした妻』
“夢”を発展させようと過去の栄光や伝説(墓)を掘り起こしますが、依存してたモノ(墓の中身や夫)には価値がないと気付きます。
人生の価値は自力で作り出すものだと自覚することで、より大きな視点で活動の幅を広げていけます。
牡牛座６度『渓谷にかけられる建設中の橋』
視野が広くなったことで、１度から住んできた山の外へ出よう(他者と関わりを持とう)と試みますが、新しい山へ向かうには橋を駆ける必要があります。
試行錯誤(コミュニケーション)を繰り返しながら橋が出来上がっていきます。
牡牛座７度『サマリアの女』
育った環境や資質の違う他者と関わると、今まで気にもしなかった生い立ち、立場の差異などを比較するようになります。
時代的な主観によってされている差別に振り回されないためには、自己のルーツと結びつき確固とした自信を持つ必要があります。
牡牛座８度『雪といっしょにないソリ』
“対社会における自分の生き方の方針の俯瞰図を手に入れる“
7度での学びから状況全体を客観視しようと試みます。
雪降る前にソリを用意しておくように、自分の強みや欠けているものを自覚し、余裕を持って必要なものを準備していきます。
牡牛座９度『飾られたクリスマスツリー』
寒い冬がきました。
余裕を持って必要なものを準備してきた人は、暖かいお部屋でクリスマスツリーを飾って過ごせています。
この配慮を周りにまで広げるためには、まず周りと同化しないエゴ（自我）を育てていく必要があります。
牡牛座１０度『赤十字の看護師』
エゴ（自己）が少しずつ育ってくると、「他者と橋をかける」という目的を思い出します。
自分の立場が悪くなるほどには干渉しませんが、今まで自らが経験したような苦しみ悲しみを抱いている人に手を差し伸べたいと思うようになります。
牡牛座１１度～２０度
牡牛座１１度『花に水をやる女』10度の活動が安定すると、家に大きな庭を造り、更にそこを綺麗にガーデニングするといった欲が生まれます。
牡牛座はまだ人間関係にさほど興味がないため、芸術・美容・健康など個人の手元の範囲で感性を豊かにすることに興味が強くなります。
牡牛座１２度『ウィンドウショッピングをする人々』
私生活を内側から整えていくと、欲望がさらに外に広がっていきます。
華やかで豪華な自分の理想の趣味生活をイメージし、いつしかデパートに足繁く通うように。買いたいものリストが常に埋まっている状態になります。
牡牛座１３度『荷物を運ぶ男』
買いたいものが増えてくると、それに付随して支払うお金も増えていきます。
欲望を満たすために必要な「お金」という荷物を背負った「男」は、一生懸命働き続けます。
牡牛座１４度『 模索している貝殻と遊んでいる子供たち』
「貝」は殻を硬くし、押し寄せる海の潮流や外敵から身を守ります。
また波打ち際で遊ぶ「子供たち」も、これより先は危険だと理解し遊んでいます。
限界を見極めることで、13度の男も無理な荷物運びから解放されます。
牡牛座１５度『マフラーと粋なシルクハットを身につけた男』
荷物運びの悪循環から離れたら「自分の限界」「メリット／デメリット」「問題点」など全てを知り尽くした上で、再び挑戦を始めます。
マフラーやシルクハットは、寒い冬がこようとも“粋“に挑んでいくという証です。
牡牛座１６度『神秘を暴露するために空しい努力をする年をとった男』
鏡関係の蠍座の力が侵入。
既存のモノから誰もが明かしたことのない神秘的なモノに興味が移ります。
何をしても満たされずあれこれ手をつけてしまいがちですが新しい資質を掘り出すためには大事な過程です。
牡牛座１７度『剣とたいまつの間の戦い』
「剣」は実践。「たいまつ」は信念。
16度で得た違和感のおかげで今までとは違う自分に相応しい生き方を探すようになります。
信念に合致した人生を歩むためには、常に自分の中のたいまつに耳を傾け、それを実践する勇気が必要です。
牡牛座１８度『バッグを窓から外へ出している女』
17度の行動で自信ができてくると、剣で武装することなくより内側にあるもの（バッグ）を外に出し、外界との落差を埋めていこうとします。
この行動で抱え込んでいた“思い込み“というノイズがなくなり、方針が明確になります。
牡牛座１９度『新しく形成される大陸』
心のノイズが無くなると、表層的な知性に振り回されず、根本的な自己の意志を鏡のように反映した人生を歩めるようになります。
創り出した新しい生活(大陸)は、変化は多いものの充実した日々です。
牡牛座２０度『雲を作り運び去る風』
"目に映る全てのことがメッセージ" 18、19度でノイズのない直感力を手に入れました。
何か答えが必要になると、導かれるように答えめいた言葉を残し人が通り過ぎていくといった不思議な体験をします。
牡牛座２１度～３０度
牡牛座２１度『開いた本を指す指』深い精神のメッセージを読む力を身につけたら、次は既存の伝統の中に自分の生き場所を見つけたくなります。
“本を開き指を指す“ということは、「本」という思想・行動・民族性・伝統性の象徴に帰属することを表します。
牡牛座２２度『荒れた水の上を飛ぶ白い鳩』
伝統的な道に従っていると、ざわざわとする内面や集団心理（＝荒れた水）といった危険が訪れた時に、それを察知した強力な保護（＝白い鳩）が舞い降りて難関を突破する奇跡的な出来事を体験させてくれます。
牡牛座２３度『宝石店』
「宝石」は熱や強い圧力、適した環境下で長い時間をかけて結晶化し個体になった物。
その貴重な「宝石」を扱うお店が「宝石店」です。
伝統的な価値に帰属したとしても、それを維持する確実な力を手にするためには、日々の訓練や努力が必要になります。
牡牛座２４度『馬にまたがり骸骨の締め具をつけたインディアン』
自分の部族の平和を維持するために戦争をするインディアンのように、属する伝統（＝宝石店）の繁栄やそこでの自分の立場を守るため、邪魔なものを排除することも必要になってきます。
牡牛座２５度『大きく手入れの行き届いた公共の公園』
守る力を手に入れたことで、子供を安心して遊ばせることができる公園のような安全で穏やかなテリトリーが出来上がります。人としても文化としても洗練されることで、21度にある「開いた本」の全貌がわかるようになります。
牡牛座２６度『恋人にセレナーデを歌うスペイン人』
牡牛座的能力を使いこなせるようになったら、次の双子座へ向けて準備を始めます。
これまでさほど価値を感じていなかった能力でも誰かにとっては貴重なものだと気付き、それを生かしながら外との接点を増やしていきます。
牡牛座２７度『ビーズを売るインディアンの女』
26度から自分の能力や才能、或いは属する文化の産物の活用を始めました。
今回はさらに発展させそれを“売る“ことで社会生活を成り立たせようとします。愛着も強くなるためどんなにチープな品物でも自信を持って売っていきます。
牡牛座２８度『成熟したロマンスで求められた女』
27度のインディアンの物売りのところに足しげく通う男が現れます。
男性の誘いに心揺れますが、これまでの全てを捨て男についていくか、今までの生活に戻るか、選択を強いられます。
牡牛座２９度『テーブルの前の二人の靴職人』
2人の靴職人は言いました。
「今の靴を捨てて新しい靴を買いなさい」
「古い靴を修理して大切にしたほうがいい」
インディアンの女性は慕う男性との新生活を想像した時に今までの暮らしの魅力に気づいてしまい心が定まりません。
牡牛座３０度『古代の芝地をパレードする孔雀』
迷いを振り切り覚悟を決めました。自分のもてるセンスを全て動員し、新天地へ向け煌びやかに歩き出します。
最後に
いつもイイネやＲＴありがとうございます🍀
星読みセラピスト🕊紗々~shasya~ (@shasya_info) November 28, 2021
本日で毎日サビアンシンボル・牡牛座編終了です
牡牛座のテーマは「自己探究と自己実現」🐮
牡牛座は牡羊座＝魂が肉体を持ち、他者と関わり始めるところから始まります。様々な影響を受けながらも自分の資質と深く結びつき、可能性を深めていくサインです。
・星座の物語を覗いてみる
・サビアンシンボルをざっくりと理解したい
・このサビアンシンボルが惹かれる
など楽しみ方は人それぞれです。
毎日投稿をしていきながら、私自身も星座たちの壮大な物語を楽しく追体験しているように感じます。
このワクワクをみなさまと共有できたら嬉しいです。
西洋占星術を用いて「あなたが生まてきた理由」を優しく紐解いていきます。
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星読みセラピスト🕊紗々~shasya~
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