【タロット占い】2023年11月13日　蠍座新月のタロット占い

今月はコタツハイランカネさんに占って頂きます！

それでは次の３枚のカードの中から気になるものを一つを選んで下さい。


Ａ（左）
Ｂ（真ん中）
Ｃ（右）

①「Ａ」のカードを選んだ方

Ａ
審判 逆位置
後悔、執着、不本意な選択
ソードの6 逆位置
行き止まり、撤退の必要、堂々巡り
隠者 逆位置
閉鎖性、現実逃避

アドバイスカード
風龍 軽い足取りで



ラッパを吹く天使とその音色によって復活する人々が描かれている審判のカード。
絵柄を見ただけでも救済をイメージしやすく、喜びに満ちている雰囲気も感じ取れます。
そして次が大アルカナの最後である世界なので調和や統合までもあと少しという感じではあるのですが、今回は逆位置なので後悔や執着、不本意な選択などを表します。
何かが心に残り続けていたり、前にした選択に関して納得出来ていないなどありませんか？
本来ならば復活できる場面なのにその心の中にあるものに気を取られて復活出来ない、という感じです。

ソードの6は剣が刺さった船に乗る二人の人物と船頭とちょっとハラハラしてしまいそうな一枚です。
新たな出発がテーマなので、どこに注目するか？というのが大切なカードなのではないかと思います。
今回は逆位置なので行き止まりや撤退の必要などの意味です。
新たな出発の為に、今は立ち止まる必要がありそうですし、ひょっとしたらすでに「自分はこのままで良いのか？」と思っている方もいるかもしれません。
これまで忙しくされていた方がこの選択肢を選んでいるかも知れません。

隠者はランプと杖を持つ老人が一人静かに険しい道を歩く姿で描かれています。
まるで人知れず山奥に住まう仙人といった感じで、悟りを開いていそうな雰囲気があります。
正位置であれば思慮深さや深く悟った状態を意味しますが、今回は逆位置ですので閉鎖的、現実逃避というような意味合いになります。
心が殻に閉じこもる状態という感じです。
殻に閉じこもる時はどんな状態から起こるものでしょうか？
心身が疲れている時はもっとも上がる理由の一つではないかと思います。
しかし閉じこもるのではなく、疲れてしまう要因から距離を取る方が良いと思います。
心に引っかかっているものがキーワードかと思います。

やり残したこと？かつての選択への後悔？勿論他にも様々理由があるでしょう。
しかし今そこに目を向けていく必要があるのではないかと思うのです。
自分と向き合うこと、やり残しや未練を解消することで視野を広げることになりそうですし、何より気持ちが前向きになると思うのです。
それと休むことも意識的に取る様にしてみて下さい、疲れが溜まっているというのもありそうです。

アドバイスカード
風龍　軽い足取りで
難しく考え過ぎないで、楽しいと感じる状態を復活させましょう。
無理せず、軽やかにスキップするような気持ちを大切に。

②「Ｂ」のカードを選んだ方

Ｂ
カップの2 逆位置
不和、誤解
カップのエース　正位置
愛情、強い絆、満足
ワンドの8 逆位置
停滞、迷い、退屈

アドバイスカード
木龍 根づかせるとき



カップの2はカップを持った男女が向かい合っています。
カップは感情や心を、男女が向かい合う様が相手を思い合う様子として表されています。
今回は逆位置なので不和や誤解、すれ違いなどの意味になります。
コミュニケーションが上手くいっていない状態でトラブルがあったという事はありませんでしたか？
自分の価値観と相手の価値観の相違から上手くいかない状況にいたのではないかと思います。

カップのエースはなみなみとカップから溢れる水とそのカップを差し出す雲から伸びる手、そして十字の刻まれたパンをくわえた白いハトが何やら良い事がありそうな雰囲気を感じさせます。
カップから溢れ出る水は感情が溢れ出る様とも読み取れ、カップを差し出す手は優しさや幸せを、白いハトは天からのギフトを表します。
今回は正位置ですので、愛情や深い絆、満足という意味になります。
カップの2でのすれ違いやトラブルにより価値観の違いを知り、そこで上手くコミュニケーションが改善して絆が深まったのではないでしょうか。

ワンドの8は空を飛ぶワンドが8本描かれているシンプルなカードですが、これを見ただけでは一体どういうこと？となってしまうのではないでしょうか。
意志の外、予想外がテーマなのでこんな風にワンドが空を飛ぶという不思議な絵柄になったのかも知れません。
今回は逆位置なので停滞、迷い、退屈など予想外とはちょっと言いにくい意味合いになります。
感情が溢れたあとというのはそれだけエネルギーを使ってしまうということでもありますし、今が感情的に乗っていて楽しくても、ずっとだと飽きてしまうということも。
メリハリが大事な時期になりそうです。

価値観というのがキーワードになりそうです。
自分と他の誰かは違う人間なら価値観も違ってきます。
その価値観の違いが分からないままではコミュニケーションも上手くはいきません。
相手が何を欲しているのか、嫌なのかを感じ取ること、その上で自分の欲しているものや回避したいことを織り交ぜてちょうど良い部分を見つけて行く事で今よりも良い関係性を気づいていけそうです。
しかし波はあるので、今絶好調だからと羽目を外しすぎないことが大切です。
程よい距離感もそうですし、親しき中にも礼儀ありというのを忘れない事も大事です。

アドバイスカード
木龍　根づかせるとき
早く結果を出したいと思っていませんか？
時間がかかってもやがて芽が出る様に、今は根づかせるとき。
絆も時間をかけて築いていくものなのではないでしょうか。

③「Ｃ」のカードを選んだ方

Ｃ
ワンドの9 逆位置
弱気、消耗
月 逆位置
安定感、恐怖の克服
ペンタクルのページ 逆位置
学習不足、浪費、視野の狭さ

アドバイスカード
界龍 心地良い環境を整える



ワンドの9は柵の様に立つワンド8本とワンドを支えに立っている傷を負った男性、見るからに痛々しい状況です。
今回逆位置なので弱気や消耗、絵柄から受ける印象通りと言えるかも知れません。
ワンドの9は守るというテーマがあります。
その守る事で傷つき弱っているという状態、何かしようにも気力が湧かなかったり、調子が良くないということがあったのではないでしょうか？

月は空に浮かぶ月に向かって吠える2匹の犬と、その背後の泉からザリガニが陸へのぼってきています。
月は何かを思案しているようですし、犬たちもザリガニも月を見上げている、誰も周りが見えていない様にも見えます。
今回逆位置なので安心感や恐怖の克服という意味合いです。
カードでは月も犬たちもザリガニも周りを見ていない様子ですが、そこから少し周りを見渡すという意識が出てきます。
周りを良く観察することで今いる場所が安全か、そうでないかが分かります。
そうして観察して安心感を得て、恐怖を薄れさせていく事が出来るのです。

ペンタクルのページは穏やかな表情でペンタクルを見つめています。
彼は何故そんなにもペンタクルを見つめるのか、いつから見つめているのでしょう。
今回は逆位置なので学習不足、浪費、視野の狭さという意味合いになります。
月では観察というのがキーワードになりましたが、それにも広い視野が必要になります。
ピンポイントな観察だけでは情報に偏りが出てしまいますし、得られる学びも限定的になるでしょう。
しかし手当たり次第というのもまた違います。
自分にとって何が必要かを良く考えた上で広い視野で観察し、選びとる事が大切なのではないでしょうか。

全体的なテーマは広い視野になります。
月もペンタクルのページも何かを見つめているというのが共通してあります。
今は調子も良くない状況にありそうなので、ある程度視野を狭めている状態で精一杯ということもあるかも知れません。
そこでワンドの9での守るの話になるのですが、何を守っているのかが重要になります。
傷を負ってまで守るものはなんでしょうか、そこも視野を狭めている要因になっては居ないでしょうか。
周りを良く見ることは情報も多く入ってきます。

情報が多ければ、それだけ守る方法も増えてきます。
傷を負わずとも良い方法が見つかるということでもあります。
もっと根本的な事を言えばもっと他に守るものがあったと気づくなんてこともあるかもしれません。
広く見るという事は色んな面を見るということです、一方向から見つめるだけでは得られないものが実はたくさんあると感じてきませんか？

アドバイスカード
界龍　心地良い環境を整える
あなたの自宅はリラックスできる場所ですか？
家の中が散らかっていては心身が休まらないのと同じように、頭の中や心の中が散らかっていると心身ともにつかれてしまいます。
お部屋も頭も心も心地良くなる環境を整えてみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回はほぼ全て逆位置でどの選択肢も調子が悪かったり、トラブルがあったりと上手くいかないなぁ…という方の方が多いと思います。


この新月は無理をしないことがメインテーマと言って良いと思います。
時に自制が必要な場面も出てくると思いますし、立ち止まらざるをえない場面もあるかと思います。
その時に無理に進むのではなく、一度自分を見つめ直したり、視野を広げて情報収集や整理などに時間を当ててみると良いのではないでしょうか。

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