【数字のお話】数字「8」についてのキーワード

いつも、ほしのこ商店街にお越し頂きありがとうございます。

本日は数字のお話になります。

数字は記号以上の意味があるとされており、この数の原理のようなものは占星術やタロットに共通するものがあります。

ほしのこ商店街では、それぞれの数字にまつわる意味やキーワードについてご紹介させて頂きたいと思います。

今日は数字の「8」についてのお話になります★

【数字のお話】数字「8」についてのキーワード

数字の「1~9」の流れについて

はじめに、数字の1~9の流れを知ると、個々の意味についても分かりやすくなりますので先に流れを見てみましょう。

1:始点・はじまりに起きた1つ
2:受容・1に対して生まれたもう1つ
3:創造・1と2を見る3つ目の視点
4:安定・3+1で安定
5:変容・4の安定した状況に生まれた新しい一つ
6:調和・3+3で調和
7:熟成・個々の追及
8:実り・4+4で立方体や組織化
9:離脱・立方体の中から飛び出す新しい一つ

1~9の流れはこのようなイメージです。

また、9から次の1へ進むイメージは、螺旋状にぐるぐると回りながら進むイメージもぴったりです。




数字「8」について

数字の「8」は横向きに回転させると「∞」無限大の記号になります。
この事から、左右の二つの円がお互いを支えあいながら広がっていくイメージの数字となります。
この左右の二つの円は、それぞれが対照的な存在とするもので、「男性性と女性性」や、「精神性と物質性」というニュアンスもあります。

また「8」は「4+4=8」である事からも、「理想と現実」や「社会性とプライベート」など、お互いのバランスを取りながら、維持しつつ、より安定性を持たせるように発展させていく数字であると言えます。

「8」を形で表す場合、サイコロ状の立方体のイメージがスムーズです。
平面の四角(4)から立体的に形を成すイメージは、形に表す力や、その形を維持する力そのもののイメージにぴったりです。
更に言えば、立方体の6つの頂点支える事からも、より協調性の良さや環境との調和が見いだせます。

また、「8」は偶数なので動きの少ない無い数字ですが、「4+4」である事や、立方体の維持という面から見ると、内部の均衡を保つ能力や、維持する能力、反するものを抱える受容性など、かなりの力を持つ数字とも言えます。

数秘術では、実を熟す「7」の次で収穫期でもあるとされ、「実りを得る」期間としてお話する事もあります。
ただし、その「得られた実りをどうするのか?」という点がポイントになってきます。

【数字のお話】数字「8」についてのキーワード




数字「8」のキーワード

数字「8」のキーワードは、
・バランス
・豊かさ
・社会
・力(力強さ)

と言ったものがあります。


数秘術
数秘術で「8」の要素を持っている方は、
・社会性
・具体性
・バランス感覚の良さ

というキーワードを当てはめて、社会的に成功を収めるイメージの方が多いとされています。
また上司や部下など、反するもののバランスを取ったり、理解する受容性を実行する能動性の面から、優しさと頼りがいのある人物像とされています。



占星術
占星術の「8」からは、
8つ目のサインの「蠍座」
サビアンシンボルの「8度」

などがあります。

蠍座は、自分に欠けている要素を外部から吸収し自己を変質させるサインです。
自身で足りない部分を自覚している事から持っている人や物への執着もします。

足りなさを自覚しているという事は、自分に有るものと無いものを自覚しているとも言えますので、この二つが8の持つ「相反する要素」として考えるのも良いでしょう。

サビアンシンボルの8の度数は、その自覚した「足りなさ」を外部から取り入れ、充填した度数ですから、ある意味で届かない場所へ到達した成功の度数とも言えます。

但し、この成功は「外部の力を得て完成」となっていますので、人間的な活動も含め、社会的な成功も個人の力では無いという面があり、より人との協力や協調性を活かした集団的である大きな力が8の意味と共通するイメージになります。

数秘術にある「得られた実りをどうするのか?」というお話は、「足りない部分は外部から得た」という事が根底にあると言っても良いでしょう。




タロットカード
タロットカードの「8」は正義のカードになります。
(ウエイト版では「力」のカードになっています)

正義のカードは、
・バランスが良い
・調和
・計画通りに進む

というキーワードがあります。

正義のカードのイラストの人物は天秤と剣を持ったイラストで描かれています。

天秤は、自己と他者、肉体と精神など、二つの相反するもののバランスが取れているとして見る事が出来ますし、その両方の良い塩梅を調べる為の道具であるとも言えます。

持っている剣は意志を表し、天秤で測った後に物事の判断を冷静に決断するイメージの人物像となります。

キーワードにある「計画通りに進む」と言うのは、反するものの均衡やバランスを取りながら実行する力強さのある「8」のイメージと重なります。

決断する際の側面である「見極める冷静さ」という部分は、自身の足りなさを自覚している蠍座のイメージに通じますが、占星術のサインにある四元素の性質はタロットカードの小アルカナのカードが担うので、この正義のカードに執着するようなイメージは有りません。



最後に

今回は数字の「8」について書かせて頂きました。

ふと目にした日付や時計の時刻なども、数字の意味やキーワードから、何かのヒントとして見る事も出来ます。

例えば今回の「8」の数字を目にしたら、

・物事のバランスを見直す
・自分の豊かさや持っているもの(足りないもの)を再確認する
・目標を実現する段階、具体化のタイミングである

というような、メッセージかも知れません。

【数字のお話】数字「8」についてのキーワード

このように数字の意味を知ると毎日が楽しく過ごせそうですね。

これからも「ほしのこ商店街」で数字のお話させて頂きますので、是非ご覧ください。


今回の記事の監修は・・・さんがつ@月のうさぎ さんでお送りしました。
◆さんがつ@月のうさぎのTwitter


次回の更新もお楽しみに~!

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