【数字のお話】数字「7」についてのキーワード

いつも、ほしのこ商店街にお越し頂きありがとうございます。

本日は数字のお話になります。

数字は記号以上の意味があるとされており、この数の原理のようなものは占星術やタロットに共通するものがあります。

ほしのこ商店街では、それぞれの数字にまつわる意味やキーワードについてご紹介させて頂きたいと思います。

今日は数字の「7」についてのお話になります★

【数字のお話】数字「7」についてのキーワード

数字の「1~9」の流れについて

はじめに、数字の1~9の流れを知ると、個々の意味についても分かりやすくなりますので先に流れを見てみましょう。

1:始点・はじまりに起きた1つ
2:受容・1に対して生まれたもう1つ
3:創造・1と2を見る3つ目の視点
4:安定・3+1で安定
5:変容・4の安定した状況に生まれた新しい一つ
6:調和・3+3で調和
7:熟成・個々の追及
8:実り・4+4で立方体や組織化
9:離脱・立方体の中から飛び出す新しい一つ

1~9の流れはこのようなイメージです。

また、9から次の1へ進むイメージは、螺旋状にぐるぐると回りながら進むイメージもぴったりです。




数字「7」について

数字の「7」は「神秘的な数字」、「宇宙の法則を表すもの」と言われています。
7については、神が6日で世界を作り、7日目に休日を取られたという逸話もあります。

他にも、ドレミファソラシで7音、日曜日から土曜日までの一週間が7日、占星術では太陽から土星までの7つの天体が主流だった時代もあります。
また、チャクラの数が7つというのもあり、大小にかかわらず様々な個別のものが7つで1つの区分となっている数字とも言えます。

7を数字や図形の組み合わせで見ると、創造原理の3と、安定した場である4の組み合わせである事から、地球上の暮らしそのものを表したり、この数字の作用そのものが宇宙の法則になっているとも言われています。

とは言え、「創造の働きは安定の場にある」と読むと、その場を全く別のものに変えてしまうニュアンスよりも、その場の繁栄の作用の方が近いとも言えるでしょう。

数字の動きで見ると、7は3と4の奇数と偶数の複雑な組み合わせである事から、7の作用は複雑さを感じます。
この複雑さは、タロットカードで描かれています。

7は戦車のカードに対応しますが、イラストでは戦車の前に二頭の馬が描かれており、この二頭の馬が数字の3と4を表しているとも言われています。

7の働きの内部は複雑であり、奇数である7は能動的で前に進むイメージではありますが、その複雑さ故に目に見える作用というよりも、自己の変化や変容を起こす力、場の繁栄をもたらす作用そのものの力とも言えます。

数字の流れで言うと、活動的に活発に前に進む数字であると言うより、更なる発展の為の内部の変化のイメージに近くなります。

数字の「7」は、「6」の次です。
「6」の調和の状態や世界そのものをより良く変えていく成長期間でもあり、「8」の実りに向けて足りない部分を更に推し進めていくという複雑さを持ち合わせ、「じっくりと答えを導きながら進んで行く数字」であると言えるでしょう。


数秘術では、木々の成長段階である「5」、花が実りの始まりである「6」の次の数字で、実を熟す期間としてお話する事もあります。

【数字のお話】数字「7」についてのキーワード




数字「7」のキーワード

数字「7」のキーワードは、
・精神性
・分析
・研究
・神秘

と言ったものがあります。


数秘術
数秘術で「7」の要素を持っている方は、
・哲学的
・思慮深い
・一人(個性、孤独)

というキーワードを当てはめて、一人で深く物事を考える方、哲学的でカリスマ性のある方で、独自の世界観を持っているイメージの人が多いとされています。

また一人の時間を大切にされる方で、多くの方と同調するよりも、一人で没頭し物事を深く探求するような研究者タイプの方が多いとも言われています。


占星術
占星術の「7」からは、
7つ目のサインの「天秤座」
サビアンシンボルの「7度」

などがあります。

天秤座は、集団の中で偏りの無い基準や価値観を自らの基準や価値観とし、身に着けていくサインです。

乙女座では、集団の要望に応える形で自己を固めるようなイメージでしたが、天秤座はその自己を他者側の目線で見ます。

構築した自己と他者とのどちら側にも偏る事の無い、他者にとっても自分にとっても通じる自己を構築し、これをもって対人関係を広げるようなニュアンスになります。

このように天秤座は他人の目を意識しますが、それは他者の目を自己の目の代わりとして自己を見ていく意識が働いているとも言えるでしょう。


サビアンシンボルの7の度数は、他者との関りで構築した自己を他者側の目線で見直す事から、その差を知って進む度数とも言えます。

一度構築した自己を見直し、更に自己を変容させようとするのですから、今までの維持や守りの姿勢を外す能動的な度数とも言えます。
天秤座7度では、能動的な姿勢を「鷹を追い払う形」で表れています。




タロットカード
タロットカードの「7」は戦車のカードになります。

戦車のカードは、
・突破力
・打ち勝つ
・乗り越える

というキーワードがあります。

冒頭の説明の通り、戦車のカードは戦車の前に二頭の馬が描かれています。
この馬は、ウエイト版では白と黒というように同種では無いイメージで描かれています。

右と左の馬は体の向きもそれぞれ異なる方向で描かれており、戦車が真っすぐ前に進む事が難しいようなニュアンスにもなっています。

馬車上の人物は、この二頭の馬を上手く使い、自らの意思の思う通りに馬車を進めて行く人物と言えるでしょう。

このように、二つの異なる能力や異なる二つのものを上手く使いながら、前に進む力強さを感じるカードになっています。
この力強さは、実力と言うより、自らの意志や目的を持つ力強さです。

言い換えると意志や目的が曖昧だと、戦車は上手く進めずに状況を乗り越える事は難しくなると言えるでしょう。

二頭の馬で描かれている異なる二つものが、数字の「3と4」のニュアンスに近いですし、天秤座の自己と他者との間で構築するスタイルが、二頭の馬の真ん中に描かれている人物と近いイメージとなります。

数秘の「7」にある自己追及や一人で物事を進めて行く姿勢は、目的に向かって勝ち続けていく戦車のイメージと通じる部分が見えてきます。



最後に

今回は数字の「7」について書かせて頂きました。

ふと目にした日付や時計の時刻なども、数字の意味やキーワードから、何かのヒントとして見る事も出来ます。

例えば今回の「7」の数字を目にしたら、

・今までの行動を振り返ってみる
・自分の方向性を見つめる
・持っているもの、あるものを確認してから進める

というような、メッセージかも知れません。

【数字のお話】数字「7」についてのキーワード

このように数字の意味を知ると毎日が楽しく過ごせそうですね。

これからも「ほしのこ商店街」で数字のお話させて頂きますので、是非ご覧ください。


今回の記事の監修は・・・さんがつ@月のうさぎ さんでお送りしました。
◆さんがつ@月のうさぎのTwitter


次回の更新もお楽しみに~!

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