2024年7月6日蟹座新月のカードリーディング「お月さん予報」

今月はコタツハイランカネさんに占って頂きます！

それでは次の３枚のカードの中から気になるものを一つを選んで下さい。


Ａ（左）
Ｂ（真ん中）
Ｃ（右）

①「Ａ」のカードを選んだ方

Ａ
カップの6（正位置）
美化された過去、純粋な気持ち

死神（正位置）
区切り、変化

カップのナイト（正位置）
進歩、創造、ゆっくり

アドバイス
虹龍　クライマックスはもうすぐ


カップの6は子ども二人が白い百合の入ったカップの受け渡しをしています。
とても可愛いらしい一場面で、子どもの頃にこんな事あったかもしれないと懐かしさを感じる人もいるのではないでしょうか。
今回は正位置なので美化された過去、純粋な気持ち。
美化されたとありますがそれが駄目というわけではありません。
ただあまりに過去での出来事が大切過ぎるとその過去の出来事をそのまま追い続けてしまう事もあります。

死神は白馬に乗って旗を掲げる死神が何とも不気味さを感じますが、決して不幸があるわけではありません。
始まりがあれば終わりもあります、そんな意味がこの死神のカードにはあります。
今回は正位置なので区切り、変化。
どのような区切りかは人によって違いはあるでしょうが、仕事であったり、人間関係であったり、もしくは自分の心の変化によって着けなければ区切りなのかもしれません。
始まりがあれば終わりがあり、そしてまた新しい何かが始まっていく。
そんな変化の為の区切りなのだと思います。

カップのナイトはカップを持った騎士が白馬に乗って進む姿が描かれています。
背筋を伸ばして凛々しく白馬に乗る騎士は優雅な印象を感じます。

今回は正位置なので進歩、創造、ゆっくり。
カップはギフトを受け取る受け皿であり、ギフトは感情と言われています。
そのカップを手に持つ騎士はその中にあるギフトを零さぬようにゆっくり進みます。
そのギフトはあなたが密かに温めてきたものが入っています。
夢であったり、ずっとやってみたかったことであったりするものです。

過去の位置にカップの6があるのですが、少し過去にあったものに比重が傾いている様に思います。
あの時は良かったなぁ、戻りたいなぁ、と思う気持ちが少し強く出ていませんでしょうか。
過去に想いを馳せることは悪くはないのですが、しっかり現在の自分を意識しておく必要があります。
というのも現在の位置が死神ですので、区切りタイミングに入っています。
恐らくそのために過去での出来事が浮かんで来ているのだと思います。
しかし過去と全く同じようにとはいきませんし、しっかりと今の自分を意識していないと上手く変化の流れに乗っていけないということになるかもしれません。
しっかりと過去と現在の区切りをつけておく、必要な清算はしておくことが大切です。
そうして未来の位置にあるカップの6ではこれまで大切に温めてきたイメージや夢なのである意味では過去からのものにはなります。
現在の死神での区切りで今でも実現出来る、もしくは今だからこそ実現出来るものを選別したのだと思います、どちらかと言えば後者の方が大事かもしれません。
今回カップが2枚と水＝感情を表すカードが出てますので、滞るというよりもしっかりと流れているイメージが大事です。
過去が良かったなぁ、というのは何処かで流れが引っかかって前に進まない状態かと思います。
ゆっくりで大丈夫ですので前に進むことを意識してみて下さい。

アドバイス
虹龍　クライマックスはもうすぐ
あなたの人生がどんどん面白くなっていくことを教えてくれるのが虹龍。
今のスムーズに取り組めているものはそのまま続けて大丈夫ですが、迷いのあるものは手をつけずに違うことに目を向けると良さそうです。

②「Ｂ」のカードを選んだ方

Ｂ
ペンタクルの3（逆位置）
未熟な技術、協調性の欠如

ソードの6（正位置）
脱出、よりよい未来

カップのキング（正位置）
有益なアドバイス、成熟

アドバイス
運龍　運気アップ


ペンタクルの3は3人の専門家が話し合う様子でそれぞれの得意分野で貢献しようとしています。
そのうちの一人はまだ若い見習いの青年もいますが、チーム全員で良いものを作ろうとしています。
今回は逆位置ですので未熟な技術、協調性の欠如になります。
周りと上手くコミュニケーションが取れて居なかったり、自分の力量に合っていない事をしている可能性があります。
環境そのものが合ってない方もいるかもしれませんし、実力以上のものを要求される、人間関係の構築が上手くいっていないなど様々な要因があるのではないでしょうか。

ソードの6は船に乗る船頭と二人の人物と船に刺さっている6本の剣。
剣は情報や思考や言葉を表し、それが船に刺さっているので船そのものが思考を表しています。
船に乗る二人は親と子どもですが、何処か不安そう。
船の船頭は迷いなく船を漕いでいます。
今回は正位置なので脱出、よりよい未来となります。
船に二人は不安そうではありますが、手前は波立っているのに対して奥の方は穏やかに見えます。
大人の方は黄色い布をすっぽり被っていますが、黄色いは祝福を表します。
捉え方次第で苦難から脱出して明るい未来への門出と取るか、ただただ苦しい旅になるのか変わってきます。

カップのキングは海に浮かぶ玉座に臆することなく、むしろ楽しんで座っている王の姿。
遊び心を持っている王は寛大で包容力も持っています。
どんな波が来ても楽しんでいるマイペースもあります。
今回は正位置ですので有益なアドバイス、成熟となります。
自分一人で何とか出来る、というのは少し背伸びをした子どものようだと思うのです。
時には周りの人からのアドバイスを受ける事も大切な事。
まずは相談してみる事で一つ出来ることが増えて、自分を成長させることに繋がるのではないでしょうか。

過去にペンタクルの3が逆位置で出てますので上手く周りとのコミュニケーションが取れずに孤軍奮闘している状態になっている方が多いかもしれません。
自身の振る舞いから来るものなのか、人間関係を改善すれば良いのか、そもそも環境そのものを変える方が良いのかは状況次第ですが、まずは自分の置かれている状態を確認する必要があります。
現在はソードの6なので孤軍奮闘からは脱する兆しはあるかと思います。
大切になってくるのはどのような思考、捉え方をするかになるかと思います。
不安に捕らわれていれば身動きしようには上手くいきません。
まずは思考が偏っていないか、無理にポジティブにではなく、バランスが取れている状態を意識することが大事になるでしょう。
未来でカップのキングなのでアドバイスを受ける事が脱出への鍵になります。
誰かに話を聞いてもらうというのも思考の整理に繋がると思いますし、会話の中からヒントを得られるかもしれません。
少しバランスが乱れている状態である事はこの選択肢を選んだ方に共通して言えるのではないかと思います。
特に気持ちの部分のバランスは思考にも影響しますので注意する必要がありそうですし、「一人でやらなきゃ」ではなく、手を差し伸べられたらしっかり受けとると意識してみて下さい。

アドバイス
運龍　運気アップ
これからどんどん運が上がってくるのを教えてくれるのが運龍。
一日一善を意識すると良さそうですし、人や自分に優しく接する事も大事。

③「Ｃ」のカードを選んだ方

Ｃ
吊るされた男（正位置）
努力、自己犠牲

ソードの6（逆位置）
行き詰まり、撤退の必要

ソードのクイーン（正位置）
独立心、思慮深い

アドバイス
翠龍　本来の愛情へのめざめ



吊るされた男は言葉通りに後ろで手を縛られ、片足だけで吊るされている男性を描いています。
非常に辛そうなのにも関わらず、男性は余裕を感じさせる表情をしています。
今回は正位置ですので努力、自己犠牲となります。
吊るされている状態を続けるというのは並大抵の事ではありません。
努力をしてきた方が多いかと思いますが、それは自分の為なのか、周りの為なのかをはっきりさせる必要がありそうです。

ソードの6は船に乗る船頭と二人の人物と船に刺さっている6本の剣。
剣は情報や思考や言葉を表し、それが船に刺さっているので船そのものが思考を表しています。
船に乗る二人は親と子どもですが、何処か不安そう。
船の船頭は迷いなく船を漕いでいます。
今回は逆位置なので行き詰まり、撤退の必要となります。
停滞感を感じて、どこへ進めば良いかわからないという状態にありませんか？
今は無理に進む時では無さそうですので一度しっかり状況を確認した方がよいでしょう。

ソードのクイーンは凛々しく剣を垂直に持ち玉座に座る女王。
剣は冷静な視点、まっすぐな強い意志を表していて、しっかりと自立していると見受けられます。
迷いなく、憂いもないというわけではありません。
迷っても憂いがあろうとも、そこから抜け出す道を自ら見つける事が女王は出来るのでしょう。
今回は正位置ですので独立心、思慮深いとなります。
一人立ちするというのが近いかと思います。

自分自身で行く道を自分できめられます、ただその責任も自分で背負う必要があります。
そのために思慮深い行動が求められますし、冷静な視点や強い意志が必要になります。

過去に吊るされた男なので努力、自己犠牲となるのですが、今までの努力がどういったものかをしっかりと把握する必要があります。
自分にとって必要な努力、勉学であったり、趣味などで得られるスキルは良いのですが、人のために尽くす事は過ぎれば自身の負担にもなります。
人の為に尽くすのは良いことですが、自分をすり減らしてまでやる必要はありませんし、それが出来ないから努力が足りていない訳でも無いのです。
また自分にとっての必要な努力であっても努力の方法が自分に合っているか確かめる必要があります。
自己犠牲や過度な努力に依存していないか確かめていくという感じです。
現在はソードの6、逆位置なので行き詰まり、撤退の必要になります。
恐らくこの選択肢を選んだ方は努力にも関わらず、停滞してしまっている方が多いかと思います。
このまま続けても良いのかと迷っている人もいるでしょう。
少しだけ立ち止まって、自分自身に問いかけてみて下さい。
もし苦しいのであれば一度休んで、今後どうしたいのか自分に問いかける必要があると思います。
自己犠牲的なところや過度な努力からの戦略的撤退です、少し距離を置くというのが程よいかと思います。
未来にソードのクイーンでこちらは独立心、思慮深いなのですが、冷静に自分を自己分析して一人の人間として自分の行動や言動に責任を持っているか、という事かと思います。
自己犠牲も過度な努力も自分自身の首を絞める行為になってしまえば意味がないと思いますし、アンバランスな印象になってしまいます。
自己管理が出来ているようで出来ていないのです。
本当はこうしてみたいなという想いを抑え込んでいる場合もあるでしょう。
この選択肢を選んだ方は自分を無くしてしまっている印象があります、なので一度立ち止まってみて今の自分の姿をしっかりと確認してみて下さい。

アドバイス
翠龍　本来の愛情のめざめ
愛情にあふれる優しいお兄さんのような存在の翠龍。
まずは自分自身を整えましょう。
自分自身を肯定し、愛せるようになる事で心に余裕が生まれ、良好な人間関係が築けるようになります。

まとめ

今回の新月は周りへのコミュニケーションについてだったり、自分自身への愛情が足りていなかったりというのが気になりました。
前者は他者への愛情、後者は自分への愛情というベクトルの違いはありますがその辺りのバランスを上手く取れていないのかなと感じました。
Aさんに関しては今切り替わる時期なので人間関係での区切りも出てくると思いますが、他者と自分への愛情のバランスは比較的に取れていると思いますが誠実さを意識してみるとよいかもしれません。
7月6日は七夕前日、そう織姫と彦星が年に一度の逢瀬の前日で、さらに新月が起こる蟹座は身内や仲間への愛情が深いという性質があります。
愛情、コミュニケーションがテーマの新月と言えるのではないでしょうか。


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